あなたの中の“3月のライオン”、そして、出会いと別れの季節にピッタリの瞑想!

あなたの中の“3月のライオン”、そして、出会いと別れの季節にピッタリの瞑想!


出典:無料素材画像 写真AC
 

外と内にある状況に視点を向ける

よく自分を責めてしまう人から話を聴きますが、「あなた、そこまで強くある必要ないよ!」「人間もっとダメダメでいいよ!」と思います。周りの環境と自分の性質が相まって、抗えないしんどさを感じることはままあるものです。さっそくみていきましょう。

 

 

気候のせい

昼間あったかいなと思ったら夜は冷え冷え!翌朝は寒くて布団から出られない!なんてことありませんか?3月の気候は東洋では三寒四温、西洋では「3月のライオン」と言われるように、寒暖差が激しいですね。

 

さらにスギ花粉も飛び始めて鼻水が止まらないし目も痒いようでは、体調良くキープしているのはむしろ難易度が高いことのように思います。自分が頑張れないことを責めないでくださいね。

 

 

卒業のせい

今日も晴れ着の綺麗な若い女の子が並んで歩いていました。3月は別れの季節です。仕事でも年度末で異動するのかそわそわしたり、新たな仕事を控えて不安とドキドキを抱えていたり、落ち着きません。

 

大切な人との別れ、新たな生活・未知なるものへの期待と不安、感情の起伏が大きくなるのは当然ではないでしょうか。また、周りが動いているのに自分が立ち止まっていることには焦燥感を感じるかもしれません。

 

 

ホメオスタシスのせい

走った後にドキドキしていた心臓も、気づけば鼓動を忘れるくらい落ち着きます。人というか、動物は、変化が起こったら「元に戻そう!」とします。これをホメオスタシス(恒常性)といいます。

 

その役割を担ってくれているのは自律神経系ですが、これだけ目まぐるしく変化する季節に「戻そう!戻そう!」とフル稼働しているので、さすがに疲れます。

 

夜中にドキドキして眠れなかったり、日中眠くなったりするのは自律神経が乱れているからですが、そんな時は「わたしの自律神経がんばってんなー」と労いの気持ちを向けてあげてください。

 

 

いや、「がんばってんなー」じゃないわ!と思われるでしょうか。それで済むようなら辛くないですね。今回も簡単にできるセルフケアをお伝えします。


出典: Pixabay
 

ティッシュを折る瞑想

この瞑想はヴィパッサナーを応用したものです。自分の体の動きを、頭の中で実況中継するように“ゆーっくり”追いかけていきます。例えば「空気が入ってくる、横隔膜が膨らむ」「腕があがる、ひじが伸びる、指が動く」というようにです。どんな状態が良いわけでも悪いわけでもなく、ただ動いていくということに寄り添っていきましょう。

 

手順

1、机の上にティッシュを1枚用意し、膝に手を置いて座ります。

2、3~5呼吸ほど、息の出入りに意識を向けます。

3、「手が上がる、ひじが伸びる、、、」などと意識を向けながら、膝から手を持ち上げ、ティッシュの手前側をつまみます。

4、手前側のティッシュを持ち上げ、反対側にそろえて二つ折りにします。

5、同じ要領で、「指が触れる、向きが変わる、、、」などと実況中継しながら四つ折りにします。

6、同様に「合わさる、折りたたまれる、、、」などと状況に寄り添いながら八つ折りにします。

7、最後は、捨てます。15分かけて折ったのであれば、15分かけたものを捨てます。

 

ポイント

すべての物、関係、感情は変化し、移ろいます。喪失と出会いは常に付きまとっています。時には自分の積み上げたものがゼロになってしまうこともあります。そして、それが人生の平常運転です。生まれては死ぬを繰り返しています。人によっては瞑想後に涙が流れることもあります。そのまま込み上げる物を味わってあげてください。

 

 

変化を味わう

変化っていうのは理不尽に感じたり、抗えないことに無力感を感じたりします。だからこそ変化の多い3月は感情が乱れやすい、気候も私たちの気持ちも3月のライオンなのです。そして、その変化を覆そうと頑張ることもできますが、変化に寄り添って味わうこともできます。

 

私は前者を諦め、後者を選びました。エネルギーが「できること」に向けば、可能性は広がっていきます。木の芽時です。どんな葉も花も咲かせることが出来ます。
感想やご意見など、ぜひシェアして教えてくださいね!

 

 

岩田英朗でした。

 

 

マインドフルネス瞑想/心理カウンセラー:岩田英朗