雑草も畑の仲間。土を肥やし、土に還り、たまに食べられる

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雑草も畑の仲間。土を肥やし、土に還り、たまに食べられる

家庭菜園していくうえで、切っても切り離せないのが雑草との付き合い方。

作物を育てる上では邪魔者扱いされたりします。

雑草は、いったいどこから来るのか、ほんとに思いがけないところからぐんぐん生えてくるものです。

私たち夫婦は自宅の庭と、借りている畑で作物を育てていますが、雑草はどちらでも大きく関わってきます。

今回はそんな「雑草」のお話し。

  • そもそも雑草って何だろう

雑草って何だろうとネットで調べてみると、どうやら『人の目につく範囲に生えている、人の手に寄らずに自生する草』と言うことのようです。道端ではタンポポやオオバコなど有名なものがありますが、あれも雑草と言うことになりますね。山とかに生えているのは「野草」と呼びます。人の住むところに生えるのが「雑草」と言うことだそうです。

夏のある日、近くの割と大きな公園があるのですが、そこの雑草がキレイに刈られていました。

子供たちはそこでサッカーをしたり、キャッチボールをしたり、走りまわって楽しく遊んでいます。

見た目にもすっきりしました。

そんな風景を見て、昭和天皇のあるエピソードを思い出しました。

 

“昭和天皇が留守中に、お住まいの庭の草を刈った侍従の入江相政に天皇は尋ねられた。

「どうして草を刈ったのかね?」

入江は、ほめられると思って、

「雑草が生い茂って参りましたので、一部お刈りしました。」

と答えた。すると天皇は、

「雑草という草はない。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。注意するように。」

と諭された。”

 

宮中で侍従長を務められた入江相政さんの著作より引用させていただきました。

『雑草という草はない』という言葉は、日本の植物学の父と言われた植物学者・牧野富太郎氏の言葉。博識高い昭和天皇は、お住まいにお戻りの際、牧野氏の言葉を引用し、植物への思いを述べられたのです。

私も大好きな言葉。愛情ある言葉ですよね。本来なら彼ら雑草が暮らすべきだった場所に、私たち人間が突然やってきて、作物を育てるために雑草を刈ってしまう。抜いてしまう。それを反省させられます。

5月4日の祝日「みどりの日」も、昭和天皇が植物に造詣の深いことから『緑』にちなんだ名がつけられたとのこと。ベジタリアンとしても、家庭菜園をするものとしても、心にとめておきたいエピソードです。

 

  • 「畑」の雑草は、うまく利用して作物の成長の助けになってもらう。時には食べる(笑)

とは思いつつも、雑草を放っておくことはできません。

作物より背が高くなれば、作物に日が十分当たらなくなるので抜きます。ごめんなさい。でもちゃんと利用します。

 

抜いた草は、いずれ土に還ります。肥料になります。

穴を掘ってそこに放り込んで、軽く土を被せておけば、微生物の分解が進みやわらかく良い土になります。

うまい具合に畝の間や、作物の苗の隙間に敷き詰めてやれば、雑草の繁殖を抑えるグラウンドカバーにもなり、これもゆくゆく土に還っていきます。

一緒に畑を作る仲間にできます。

大変な作業ですが、手をかければ作物もしっかり育ってくれます。今年もニンジンはじめ、色々と美味しく育ってくれました。裏切りません。


photo by たっくんKT

実は雑草と呼ばれているもののなかにも、食べると美味しいものも結構あります。

畑の色んな所に生えてくるアカザやシロザはほうれん草の仲間。しっかり洗って茹でてやれば、ほうれん草のように食べることができます。

タンポポなんかも、根から珈琲のような飲料が作れたりしますよね。

 

私が一番好きなのは「スベリヒユ」です。こんなの見たことありませんか?


photo by たっくんKT

おひたしにすると最高。ヌメリのあるちょっと素敵な一品が食費0円でできちゃいます。ぜひ試してほしいです。

畑をやってない方でも、近所の畑で農家さんに声をかけたら分けていただけるのでは?

 

  • 仕切りが明確な「庭」は、雑草を抑えるカバーで対抗

庭では最近インゲン豆が収穫できています。

ブルーベリーも、たくさん鳥たちに食べられちゃいましたが収穫できました。

 
photo by たっくんKT

雑草は畑と同様ひたすら抜いていくのもありですが、我が家では雑草を覆いつくすほどに地面に広がる植物を植えています。畑と違って庭には明確な仕切りがあるので、敷地の外にまでは延びていきません。

ワイルドストロベリーやポリゴナム、クローバーと言った背の低いものを植えてますが、うまく世話しないと返って雑草より面倒なことになることも。適度に植えないと逆に困ります。雑草とされるものの中にもかわいい小さな花をつけるものは残したりしています。


photo by たっくんKT

ハーブとして用いられる有名なローズマリーは、我が家の庭で結構な生命力をもって雑草のごとく勢力を広げています。結構刈り込んで放ってます。もったいない話ですよね。育てるときは適度に計画的にされることをお勧めします。

ミントもよく使われるハーブですが、これも勢力拡大への野望がすごい。いつの間にか土の中を根がはびこり、あっという間にもさもさと群生します。

バランスを保って作物を育てるのも、なかなかの苦労を伴います。

 

雑草として有名なものに「どくだみ」があります。においが強烈ですが、カラダにいい成分を提供してくれる。血流を改善したり、生活習慣病の予防にも役立つ。どくだみ茶なんかも重宝されますよね。一時期どくだみエキスを霧吹きに入れたものをかゆみ止めとかに使ってました。においがきつかったので今は使っていませんが。

人の暮らす周囲には、自然とその人に必要な薬となる植物が生えるという話を聞いたことがあります。植物は人の波動を感じて、必要を感じてやってくるのだとか。どくだみを処理するとき、もしかして自分に必要だからここに来てくれたのかな?とかよく考えます。

 

思いがけないところに雑草って生えていると最初の方で書きました。邪魔者扱いされ、人の都合で刈られたりしますが、必要だからこそそこにあるのが雑草ではないかなと、家庭菜園を通じて思うこのごろです。

 

家庭菜園ベジタリアン:たっくんKT。