贈り物と一緒に伝わる大切なものとは?

贈り物と一緒に伝わる大切なものとは?

お中元やお歳暮など、私たち日本人には贈り物をする習慣があります。贈ることに喜びを感じる相手、贈ることに迷いを感じる相手、どのような贈り物をする場合でも忘れてはならない大切なことがあります。その大切なこととは、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。
 

出典: Pixabay
 

贈り物の習慣

ポストを覗くとお中元のカタログが届いていました。ついこの間まで小さな電気ストーブをつけていた日もあったのにと、季節の移ろいを感じます。日本には、お中元やお歳暮といった感謝の気持ちを贈り物としてあらわす習慣があり、それは江戸時代から続いているそう。日頃の感謝の気持ちを伝える機会をいただけることは、とても有り難いことです。

毎年、贈る相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら何を贈ろうかと考えるのも楽しみの一つ。その一方で同じ品物を毎年贈る相手もいて、楽しみに待っていてくれるのも嬉しいものです。贈り物とは、伝えたい心があってのもの。義理のような心で贈ってしまっては、贈られたほうも気分がよくないものです。

 

心無い贈り物

もう十数年前になるでしょうか。頻繁に会っていた友人と疎遠になったことがありました。唯一会うときといえば、お互いの誕生日にプレゼントを贈るとき。カフェで待ち合わせをしてはプレゼントを渡し、近況報告をしあうということが数年続きました。当時、お互いが仕事で忙しかったこともあり、プレゼントはご褒美ともいえる少し贅沢なものを贈り合うことにしていました。

そんなある年、友人からのプレゼントが「ちょっとした物」に変わっていたのです。友人はプレゼント交換だけの間柄に少しずつ距離を置きたいと思っていたようでした。お互いの心が離れていることを感じていたこともあり、そのことはよいきっかけになったと思います。

それからプレゼントは「ちょっとした物」となり、その後はプレゼントではなく誕生日祝いのメール、そしてメールのやり取りも徐々になくなりました。心が疲れてしまうような関係ならば、思いきってやめてしまうのもよいのではと思います。

 

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贈り物をするときの大切なこと

 

食事や旅行に出かけたとき、誰かしらの顔が浮かんだりします。
「○○さんの大好物だ、お土産にしてもらえるかな」
「○○ちゃんに贈ったら、きっと喜ぶだろうな」

贈り物に喜ぶ家族や友人たちの顔を見ることは、こちらもとても幸せなこと。相手を思う心はエネルギーとなり、贈り物と一緒に相手の心に伝わります。そして心が伝わった相手の喜びは、いつの日か巡り巡って必ず自分に返ってきます。

反対に
「これでいいや」
「これを贈っておけばいいだろう」
心無い贈り物をすれば、そのエネルギーは目に見えなくとも贈り物を通して不思議と相手にも伝わるものです。

心の繋がりのある人を思う気持ち、大切な人への感謝の気持ち、贈り物とはそういった気持ちを伝えるもの。思い立ったときの心を伝えたい。そう、親しい間柄ほど綺麗な包装紙などいらないのですから。

 

スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU