銀座で10年。これからもヴィーガン・無農薬玄米で進んでいく「AIN SOPH.GINZA」

銀座で10年。これからもヴィーガン・無農薬玄米で進んでいく「AIN SOPH.GINZA」


photo by たっくんKT

2009年12月3日、銀座の昭和通り沿いに”白い螺旋階段”が目を引くレストランがオープンしました。今や都内に4店舗、京都に1店舗と規模を拡大するヴィーガンレストラン「AIN SOPH.GINZA(アインソフ ギンザ本店)」のスタートの日。

それから、一旦のリニューアル期間を経て10年が経ちました。銀座という街に合うオシャレな店作りと商品は、流行に敏感なヘルシー嗜好の女性を中心に人気となり、オーナーの白井由紀さんは女性向けの起業セミナーを開催するなど活躍。

今回、このAIN SOPH.GINZAで催された10周年記念パーティにお招きいただいたので、レポートさせていただきます。

 

  • 記念パーティにお招きいただいた理由

参加者20名ほどの記念パーティ。今回なぜ私ごときが招待を受けたのか。

AIN SOPH.GINZAがオープンして間もない頃、当時にしてはめずらしく、銀座という街にとってもオシャレなヴィーガンのレストランができたということで、私はいろんな方を誘ってこのお店に通いました。

時には貸し切りでのベジ交流会やベジ合コンも主催。その流れでオーナーやお店のスタッフさんとも仲良くなり、私の知り合いも店のスタッフに入るなどして、すごく広く繋がりができたのです。

そんな、言わば”ベジネットワーク”的なものがあるということを、オーナーは私を通じて知ってくれたそうです。それ以来、新宿や池袋に店舗ができる度にお誘いいただくようになり、事あるごとに使わせてもらっています。

今回もそんなわけでお誘いいただいたわけです。

 

◆こちらをいただきました!


photo by たっくんKT

・AIN SOPH.GINZA 10周年記念パーティ

AIN SOPHと言えば、トルティーヤ。これを食べたら「AIN SOPHに来たな」って思えてしまうオリジナルの定番ヴィーガンメニュー。

ハムカツフライのサクサクは絶品の揚げ具合。

から揚げも手を入れすぎず、誰もが好むようなシンプルでいて歯応えある、純植物性で満足度の高い一品。

おみやげの定番となっているヴィーガンスイーツ・ティラミスはコクがあり、絶品と言われる味。

そしてパンケーキ、レモンケーキ。これらも人気のAIN SOPH定番スイーツ。

青菜などの添えられる野菜一つ一つ、すべてが美しく盛り付けられ、野菜が主役のレストランでこその豪華メニューが並びました。夢のような盛り合わせです。

  • アインソフ開業のきっかけとなった女性も来場、これからも続くAIN SOPHの無農薬玄米

記念パーティには、山形で農家を営むナツさんという女性が招かれていました。

実はこのナツさん、オーナーに「AIN SOPH」開業を決意させた方。

10年と少し前、オーナーの白井さんはマッサージ屋を開業しようと考えていました。マッサージの終わりには、いつも自宅で食べていたナツさんが作る”コシヒカリの玄米”で、おむすびを出そうと思ったそうです。そのためオーナーは、山形のナツさんのところまで「商売で使います」と、挨拶に伺います。

ナツさんのお宅ではヴィーガンの食生活を送っていました。そこでオーナーは影響を受けます。かつてカナダでベジタリアンの家庭でホームステイしていたころを思いだします。結果、ナツさんの無農薬玄米を出すヴィーガンのレストラン「AIN SOPH」の開業に至ったそうです。

ナツさんは、山形は鳥海山の麓にある伝統的な農家さんです。AIN SOPH開業からの10年、ずっとコシヒカリの無農薬玄米を提供してくれていました。

事前の相談無しにAIN SOPHの支店が増えていくものですから、そのたびに急遽お米の供給量も増やすことになり苦労した、とナツさん。場をわかせてくれました。

 

ナツさんが高齢となった現在、栽培が大変な無農薬玄米の提供が難しくなり、オーナーの白井さんも無農薬へのこだわりをあきらめかけたそうですが、ナツさんのお知り合いの若き秋田の農家さんが引き継いでくれることとなり、無事にAIN SOPHは玄米を”無農薬”で提供し続けることができるようになりました。

銘柄はコシヒカリからササニシキへバトンタッチ。産地は山形から秋田へと変わりましたが、AIN SOPHには変わらず無農薬の玄米が、今日も提供され続けています。新しいお米もまた、鳥海山の秋田側の麓で美しい磨かれた水を管理している、特別な、その地域の伝統的な農家さんのお米です。

ササニシキはさっぱりとして食べやすく、艶やかな驚くほど美味しいお米。無農薬のお米は買ってくれる人が決まってないと栽培できないので継続するのが難しいのだそうです。ナツさんは後進の若い人達を育てる意味もあってAIN SOPHのお米作りをバトンタッチしました。

10周年のパーティで、こんな素敵なお話が聞けました。こうやってお米や野菜は大切に作られて、伝統が世代を超えて守られて行きながら、私たちにおいしさを届けてくれているんだと、私も家庭菜園をしている端くれとして、食材の大切さを改めて感じさせてもらいました。

これからもおいしい玄米を、またAIN SOPHで食べさせてもらおうと思っています。

 

 

【お店データ】

AIN SOPH.GINZA

アインソフギンザ 本店

営業: 月~土11:30~23:00 日・祝11:30~22:00 年中無休

東京都中央区銀座4-12-1 銀座とりやまビル

03-6228-4241

最寄駅: 都営地下鉄浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座」駅1分、東京メトロ各線「銀座」駅4分

地図:食べログサイトより

家庭菜園ベジタリアン:たっくんKT。