西洋占星術〜12星座研究 その3「双子座徹底研究」

西洋占星術〜12星座研究 その3
「双子座徹底研究」

早いもので双子座も半ばを過ぎてしまいました。双子座の時期は初夏の陽気と梅雨空が混在する、不安定な季節です。半袖かと思えば次の日には上着が必要な事も。日ごとに変わる天気のような双子座徹底研究、始まります。

ホロスコープは個人によって様々、人によっては双子座に惑星が複数入っている場合や、全く入ってないという場合もあり得ます。星座や惑星の影響は無意識の「元型」として存在し、様々な現れ方をするものです。あなたの内にある双子座に興味の目を向けてみましょう。

※以下、星座名がひらがなになっているものは実際の空の星座(コンステレーション)、漢字になっているものは占星術上の星座(サイン)です。

 


出典: Pixabay

 

ふたご座(空の星座)の神話・伝説

夜空でのふたご座は秋の終わりから冬にかけてが見頃で、オリオン座の上に輝く二つ並んだ一等星、カストールとポルックスが目印になる星座です。

この二人は双子の兄弟なのですが、出自は複雑。母親はスパルタ王の妃レダ。天界一の浮気者である大神ゼウスが美しいレダを見初め、白鳥の姿に変身し接近、レダを懐妊させます。レダは卵をふたつ産み落とします。その卵からはそれぞれ男女の双子が二組産まれました。一方の卵から生まれた兄が人間のカストール、もう一方の卵から生まれた弟が神の血をひくポルックスです。(他にも女性の双子がいるのですが、それはまた別の神話になるのでこちらでは割愛。)

カストールとポルックスは武勇に優れ、おひつじ座の神話の金羊毛を探す一団としてアルゴ船に乗り活躍します。しかし戦いの最中、兄のカストールが絶命。悲しみに打ちひしがれたポルックスもまた大怪我を負い、しかし神の血を引くため死ぬ事もできません。見かねたゼウスがポルックスを天に上げようとしますが、ポルックスは「共に生まれたカストールとずっと一緒に居たい」と願ったため、ゼウスは二人を天に上げ、ふたご座として輝く事になったのです。

仲の良い双子の兄弟ながら、一方は死すべき人間、もう一方は神の血をひく不死の存在という複雑さを持つふたご座は、人の心の中にある複雑さを理解するヒントにもなりそうです。

 

太陽が双子座を通る季節

春分点から60度で太陽は双子座に入ります。二十四節気でいうと「小満」と「芒種」の節気にあたります。小満とは、万物の成長する気が天地に満ちているという意味で、植物などが成長して一定の大きさに達してくる頃です。

芒種とは、イネ科の作物の種を蒔く頃(実際はもう少し早く蒔きます)という意味。梅の実が黄色くなり、だいたいこの時期に梅雨入りします。

行事も目白押し、いろいろな事をしたくなり、お誘いも増え、雨の前にどんどん出かけておこうと思ったり、梅雨の晴れ間にも用事をこなしたりと、気ぜわしく忙しい時期と言えるかもしれませんね。

二区分ー男性星座
三区分ー柔軟宮
四区分ー風の星座
守護星ー水星
身体部位ー腕、手、呼吸器

 

双子座は牡牛座のおっとりした性質からは一転、言葉を覚えて好奇心が芽生えた子供のように何にでも首をつっこみたがる、知りたがる性質です。「なんで?どうして?」と常に言い続ける子供の精神、見たもの聞いたもの何でも興味を向けるし、質問しまくったり、聞きかじったことをすぐに人に話したくなるし、ちょっと行って確かめてみたくなる性質です。

行動面でも軽やかでよく動き回ります。いつもの道でもちょっと寄り道したり、わざわざ遠回りしたり、そうでなかったら後ろ向きに歩いたり、思いついた事はすぐ実行したくなります。小学生のようなチョロチョロした感じと思ってください。頭の回転が早くしかも柔軟なので、なんでも吸収しすぐ覚えます。

7歳〜15歳くらいの年齢の時期を「水星期」といいますが、ちょうど義務教育の時期に当たります。水星期には勉強やお友達付き合い、計算と言語とコミュニケーションが発達しやすいのです。

もちろんすべての人が水星期に双子座的であるとは限りません。個人の水星のサインや他の惑星との位置関係、また双子座と関連のある3ハウスの状態によって違ってくるので、無口な人もいれば学習に時間がかかる人もいます。好奇心より不安が先に立つ人もいるでしょう。それでも水星の働きはすべての人の中にあって、神経細胞が発達していくと共に様々な事を試行錯誤しつつ覚えていくのです。

また双子座はダブルボディサインといって、ふたつの物事を同時に行えるという才能があります(射手座・魚座もダブルボディサイン)。音楽を聴きながら文章を書くといった器用な事から、働きながら勉強とか、会社員をしながら起業などといった、全く違った二つの事柄を同時進行で行う才能があります。ときには恋人を2人同時に持つ場合もあるでしょう。一般社会ではトラブルになる行動も、双子座をはじめとするダブルボディサインを強く持つ人にとっては自然な行為なのかもしれません。

マーキュリーに守護星される者

守護星の水星マーキュリーは、ギリシャ神話では伝令の神ヘルメスです。羽根のついた帽子と靴を身につけ、神々の間や、神々と人間の仲立ちをする役目を持っています。
双子座と乙女座が水星の力を与えられているのですが、どちらも頭の回転の速さを持ち、計算と言語能力に優れています。

乙女座は地の星座らしく実務能力や管理能力を発揮しますが、双子座は風の星座のため縛られず自由にスピーディに進んでいきます。新聞記者やアナウンサー、セールスマン、教師、広報係などが双子座的水星の表す職業です。

水星は月に次いで動きの早い天体で、太陽系の惑星としては最も内側にあり太陽の周りを88日間でひと回りします。水星が地球を内側から追い越していく時に起こる水星逆行現象は一年に約3回ありますが、その動きはあちらこちらに情報を届けては回収し、時に間違いを訂正し頭を下げていくようです。小回りの効くスピード感は天上の郵便配達人や宅配業者のようであり、電話、雑誌、テレビやラジオも水星的なツールといえるでしょう。

 


出典: Pixabay

 

個人天体が双子座にある場合の特徴

●太陽が双子座の人の性格

好奇心と知的な能力によって人生を切り開いていこうという性格。関心を持った事には飛び込んで、必要なものをつかんだらスッキリ手を引くタイプです。優れたコミュニケーション技術を使って社会活動をしていく能力。広報的な要素のある知性的な分野で才能を発揮するのが本望でしょう。

●月が双子座の人の性格

無意識の好奇心が寄り道を多くさせる傾向。興味をひかれたらフラフラと寄って行きたくなる性質で、いろいろな人の意見に左右されやすいでしょう。疲れてきたら喋りたくなるタイプ。手先を使った趣味や読書の習慣などで気持ちが落ち着くようです。

●水星が双子座の人の性格

言語能力と知的能力に優れています。神経が発達しているため反射的なキャッチ能力が高く、言葉のやりとりがスピーディです。ただ相手の気持ちを汲んだり言葉に情感を込めるのは得意でないかもしれません。

●金星が双子座の人の性格

新しい情報や流行に楽しみを覚える人です。雑誌に載っているファッションやコスメ、テレビで見かけたもの、噂に聞いたものを入手したがり、次々に乗り換えていくタイプ。常に若々しいアンチエイジングの人です。

●火星が双子座の人の性格

いろいろな行動パターンを繰り出せるスポーツや仕事に向いています。集中力が分散しやすいので、腰を据えて取り組むのは難しく、逆にフットワークの軽い活動が向いています。集中する分野を2年前後で定期的に変えていくのもいいかもしれません。

●双子座に惑星が入っていない人

その人の水星の位置や状態、3ハウスの状況で変わってくるため一概には言えませんが、軽口や気ままな言動、駆け引き的なコミュニケーションが苦手だったり理解できない可能性があります。

しかし水星を持っていない人はおらず、どんな人にも双子座の要素は隠れて存在しているので、そこに重要な惑星の影響が来たときに突然、流行に目覚めたり好奇心が揺れ動かされる事があるでしょう。努力と忍耐の人にとってはその時期は急に身も心も軽くなり自由を求めそうですが、変な情報に惑わされたり不安定な生き方に流されないように注意が必要です。

 

双子座のひとりごと

あれは何?これは?そっちは何だろう? あなたは誰?わたしの名前も言うね。どこから来たのか、何が好きなのか、何でも話しちゃう。見えているもの、聞こえてくること、ぜんぶ知りたい、確かめたい。寄り道して知らない人にも話しかけたい。いろんな言葉や考え方を覚えて、知り合いをいっぱい増やしたい。友達百人?ううん千人でも一万人でも、友達はいっぱい居ていいの。やりたい事もたくさんあるからAかBかなんて決めたくない、どっちも好きだもの。面白そうな話を聞いて、わたしの知っている話をして、情報がどんどん広がっていくのが楽しいし、知らなかった情報を届けてもらうのも、届けてあげるのも、とてもエキサイティングね。とにかく、知らないことが無いくらいに知りたいわ。どこへでも自由に行ける、いつでも身軽な自分でありたいし、自分のイメージも固定したくない、変幻自在なわたしでありたいのよ。

 

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西洋占星術師:ホシハルカ