菊人形祭へでかけよう。霊薬「菊」に魅せられる秋

菊は、日本を象徴する花、そして秋を思わせる花でもあります。
霊薬ともいわれる菊には、私たちを幸せにするエネルギーがありました。
この秋、たくさんの菊に魅せられる菊人形祭に出かけ、秋のギフトである菊のエネルギーを受け取ってみませんか。
菊の歴史、菊のエネルギーについてスピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

日本の秋の花、菊の歴史


出典:ぱくたそ

日本の秋を象徴する花「菊」、その花言葉は、「高貴」。
五十円硬貨の表のデザインや、皇室の紋にもなっています。

菊は、平安時代初めに中国から入ってきたといわれ、観賞用として、また薬草として用いられました。
その豊かな香りと美しさから歌にも詠まれるようになり「古今和歌集」には、多くの菊の歌が残されています。

菊の節句ともいわれる「重陽の節句」も、中国から伝わった行事、平安時代に宮中に伝わり、後に民間へと広がることとなります。
重陽の節句では、菊を飾り、酒には菊の花びらを浮かべ楽しみました。
また、前夜に真綿を菊にかぶせ、菊の香りと露を綿に移し、その綿で顔や体をぬぐうことや、その綿を贈り物とすることで、邪気を祓い長寿を願いました。

江戸時代に入ると菊の品種が増え、各地で新花の品評会が行われるようになります。
日本で菊が多くの人々に親しまれ、栽培が盛んになったのには、春から始まり秋に実るという稲の栽培時期と似ているから、という一説も。

日本の秋、菊人形祭へでかけよう!

菊の花が咲き始める頃をあらわす暦、「菊花開(きくのはなひらく)」は、七十二候(天候、動植物の変化を知らせる暦)の一つで、毎年10月13〜17日頃にあたります。

この時期になると菊の祭り、「菊人形祭」が開かれます。
菊人形祭は、幕末、戦争など歴史に関する出来事や人物などを、菊の花や葉を細工して菊人形で表現した祭です。

起源は江戸時代後期、江戸の染井や巣鴨などで流行した菊細工といわれています。
菊人形は、等身大。
頭、手足は人形で、体は菊の花で作られています。
菊人形に使われる菊は人形菊という小菊が使われ、角材や巻藁(まきわら)を使って作られた人形の骨格につけていきます。
人形菊は、茎が細長く折れにくいため作業しやすいといわれています。

菊人形一体につき使われる人形菊は、50〜150株ほど、一日一度水やりをし、菊を付け替えながら維持していきます。

丹精込め育てられた数万株の見事な菊は、歴史あるその姿と香りで、私たちを癒し心身を清め、安らぎある秋の時間を与えてくれることでしょう。

【2018年 菊花開(きくのはなひらく) 10月13日】

【2018年 おすすめ菊人形祭】

《二本松の菊人形》
(10月10日〜11月25日)
「戊辰150年〜信義×二本松少年隊〜」

《たけふ菊人形》
(9月28日〜11月4日)
「西郷隆盛と幕末明治菊花伝with越前からニッポンを拓いた男たち」

霊薬「菊」のエネルギーに魅せられ秋を楽しむ


出典:ぱくたそ

中国から伝わってきた菊、日本でも邪気を祓い不老長寿の霊薬として信じられてきました。
実際、菊の花は漢方薬にも使われ、解熱、消炎、解毒、抗菌の効果があり、菊を乾燥して作られた菊花茶は、目や肝臓にも良いとされています。

霊薬として効果のある菊、その効果を手軽に吸収できる方法があります。

食用菊です。
栄養豊富な食用菊は、江戸時代以降に食べられるようになりました。
先人の知恵ともいえる食用菊の栄養素には、老化の原因である酸化を防ぐビタミンB群が豊富で、他にもビタミンC、ベータカロテンが含まれています。
重陽の節句で不老長寿を願うことも、実際の効果があったといえますね。

菊の開花時期、食用菊は、百貨店やスーパーなどで売られ、ちらし寿司の具や天ぷら、おひたしやスィーツの飾り付けなどにして食べることができます。

刺身の彩りとして添えられる黄色の小菊も、実は食用菊。
花びらを刺し身や醤油に散らすと、菊のクセがなくさっぱりとした味わいが、刺し身の味を引き立ててくれます。
また、生ものである刺し身の食あたりを、小菊の解毒作用が防いでくれるのです。

秋の香り、菊の香り、たくさんの菊の花に囲まれる菊人形祭と、秋の味覚の菊は、栄養素として、また霊薬としてのエネルギーを強く吸収できるのです。
秋にもたらされ、秋に必要とされる、地球からの、そして宇宙からのギフトである菊のエネルギー。
静寂でありながら凛とした強い芯を持ち、見守るような温かな美しい高貴なエネルギーは、私たちを幸せへと導いてくれるはずですよ。

スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU