甘い香りが特徴的! イランイランの効能とオススメアロマの組み合わせとは

イランイランは「花の中の花」


出典:無料画像素材写真AC

原産地は、インドネシアやフィリピンなどの「熱帯地方」になります。そして、この名前は、「花の中の花」という意味を持っているのです。花の色は黄色で垂れ下がって咲いています。古くから、「魅惑的」な香りが特徴で、とても「南国のような匂い」がするの です。そのため、その香りを嗅いでみると、とてもゴージャスな気分を味わえる
でしょう。しかし、個性的な香りのため、好みは分かれてしまうことも……。
インドネシアの家庭では、この花を「新婚カップル」のベッドの上に置いておくと言われています。それだけ、気分を高めてくれるからこそ、「シャネル」の香水にも使われているのです。

効能の特徴はリラックス!

イランイランの甘い香りは、嗅いだ相手の気持ちを少しずつリラックスさせられると
いわれています。そのため、精神的に疲れてしまっているときには、この香りを焚いて みると肩の力がスーッと抜けていくでしょう。また、このアロマには「高血圧」の改善 効果もあるとされていて、「副交感神経」を落ち着かせてくれるといわれているのです。ですから、ストレスを感じているのならば、家の中で仄かにアロマを焚いてみましょう。しかし、イランイランは香りが強いので、加減をしてくださいね。


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相性が良いのは柑橘系

イランイランは香りが強いため、単体よりも「ベルガモット」や「グレープフルーツ」と合わせると、程よく甘い香りが部屋に広がっていきます。それ以外にも相性が良いのは「ネロリ」や「ジャスミン」などです。しかし、香りが強いからこそ、長い時間嗅いで いると「頭痛」や「気持ち悪く」なってしまうこともあります。ですから、嗅ぐときには注意が必要になるのです。もし、芳香浴などをする場合、は1滴で事足ります。使いすぎないように意識をしておくと、日常が楽しくなり、リラックスできるでしょう。


特徴的な香りだからこそ、好き嫌いは分かれてしまうもの。しかし、この香りを少しずつ味方に付けてみると、気持ちが楽になります。そして、毎日が充実していき、
色づいていくでしょう。ですから、不安を感じる機会が次第に少なくなるのです。

<出典・参考文献>
・『感じるハーブ あなたの心と身体を変える70の効能』(外山たち著)2005・EH春潮社
・『おうちで育てて、おいしく元気!キッチンハーブ』(小川恭弘監修)2015・学研パブリッシング
・『HERB BIBLE―人気ハーブの効能と使い方がよくわかる本』(アースプランツオーガニゼーション監修)2005・双葉社

占いコラムニスト:水守湊