有名なパワーストーンにも同じ仲間がいっぱい? ガーネットの別種類について【アルマンディン・グロッシュラーライト・スペサルティン】

暗めの赤がとてもキレイ【アルマンディン】


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成分の中で「鉄」と「アルミニウム」が含まれているので、色合いは少し暗めのワインレッドになります。このカラーは、代表的なガーネットの色合いと似ているのも特徴。古来より、「神聖な石」として大切にされていたのです。そして、このストーンはとても安価に手に入るといわれていて、実は生産量が多いストーンなのです。蛍光灯の下では、少し黒ずんで見えてしまいますが、太陽光の下であれば、とても深みのある赤色を見せるの です。持ち主に「再生」と「変化」をもたらし、心身共にエネルギーを注いでくれるとか。そのため、「大地」とのつながりを強くしてくれるのです。

ガーネットだけど緑色!?【グロッシュラーライト】

中の成分が、アルミニウムと「カルシウム」を含んでいます。そのため、いろいろな色へと光が変化するのですが、特徴的なのは「淡い緑色」に光るというもの。その特徴を指して、「グリーンガーネット」とも呼ばれて いるのです。この「グロッシュラーライト」は、「聖書」などにも描かれているもっとも古い宝石といわれて います。とても強い守護力があって、魔除けとして「お守り」にされていたとか。また、宝石として加工され、「富」と「権力」の象徴にもされていました。この石は、持ち主に「決断力」と「実行力」を与えてくれる  でしょう。


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オレンジ色で人気のあるガーネット【スペサルティン】

「マンガン」が含まれているガーネットで、基本的には赤色ではありますが、産地によっては色合いも変化していきます。その中でも、濃厚なオレンジ色をしている「マンダリンガーネット」はとても人気があるのです。
そのため、もしどこかで見つけたときには、ぜひ手にとってみてください。
「忠実な愛」と「創造性」をもたらしてくれると言われていて、持ち主の血流を良くしてくれる効果も……。

ガーネットと一口に言っても、いろいろな種類があるものです。だからこそ、少しずつ石の知識を持つと、いろいろな石と出会う可能性が高まります。そして、もっと日常が華やかなものへと変化していくのです。

<出典・参考文献>
・『パワーストーン 宝石の伝説と魔法の力』(草野巧著)2005・新紀元社
・『パワーストーンの教科書』(結城モイラ著)2015・新星出版社

占いコラムニスト:水守湊