グレープフルーツですっきりとした香りを……
出典:無料画像素材写真AC
初めてこの果物が発見されたのは、18世紀ころのカリブ海の島であるバルバドス。そこに、「ポメロ」と 「スィートオレンジ」の交配種として確認されたのです。このフレッシュな香りは「禁じられたフルーツ」と 呼ばれていました。そして、1830年ころからは「天国のシトラス」と呼ばれて愛されていたのです。この香りを日々の中で使っていると、「気分が少しずつ上向き」になっていくといわれていて、「リラックス」に強い効果を発揮してくれます。ですから、外の暑さに参ってしまったと感じるのなら、このアロマを部屋の中で使って みましょう。
同じグレープフルーツだけど?
グレープフルーツではあるけれど、果肉がピンク色のものに関しては、ピンクグレープフルールと呼ばれてい ます。そして、この果実は19世紀終盤に偶然発見。そして、アメリカのテキサス州で「ルビーレッド」として 商標登録されました。香りは基本的に普通のグレープフルーツと同じではありますが、少し甘めの香りが強い でしょう。効能は、香りを嗅ぐことで、疲れを取り除き気分を上向きにしてくれるのです。ですから、どこか 元気がないなと感じた場合は、このアロマを部屋に焚いてみると少しずつリラックスできます。
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相性の良いアロマをご紹介!
「シトラス系」や、「フローラル系」と相性が良いです。そして、基本的にどんなアロマとも馴染みますが、 特にオススメなのは「ゼラニウム」や「ラベンダー」になります。また、気分を上げたいと考えているのなら、「ベルガモット」や「マンダリン」、「レモンバーベナ」などの柑橘系を合わせてみてください。どうしても 暑さで滅入ってしまうときには、その香りが気分を少しずつ上向きにしてくれます。知名度の高い香りだから こそ、「ブレンドエンハンサー」といって全体のバランスを整え、香りを良くしてくれる役割を持っているの です。
自分が何を必要としているのかを考えながらバランスよく香りを調整してみてください。すると、自分が欲しい香りと効果を手に入れられるでしょう。そして、自分の生活が少しずつ豊かになっていくのを感じられるの です。
<出典・参考文献>
・『感じるハーブ あなたの心と身体を変える70の効能』(外山たち著)2005・EH春潮社
・『おうちで育てて、おいしく元気!キッチンハーブ』(小川恭弘監修)2015・学研パブリッシング
・『HERB BIBLE―人気ハーブの効能と使い方がよくわかる本』(アースプランツオーガニゼーション監修)2005・双葉社
占いコラムニスト:水守湊