若返りのハーブの二つ名!? ローズマリーの効能と効果とは?

起源は地中海の沿岸?


出典:無料画像素材写真AC

このローズマリーは、もともと地中海沿岸にて育てられていたもので、今は世界中で育てられています。古くは古代エジプトの時代から使われていたのです。エジプトの墓の中から、その枝が発見されたことや、古代ギリシャにおいても「供え物」として使われ大切にされていました。ちなみに、ローズマリーの学名はラテン語で 「海のしずく」を意味していて、この青紫色の花が、しずくのように見えたことが由来になっています。
そして、神話の「ビーナス伝説」にも出てくる植物なのです。

効能は記憶力や集中力を高めること!

このローズマリーの香りは、自分の「記憶力」や「集中力」を高めてくれるといわれていて、目の覚めるようなスッキリとした香りが特徴。また、精神的に疲れてしまったときなどに、嗅いで見ると気持ちが楽になりますよ。そして、無気力になったと感じた場合は、その香りが心を元気づけてくれるのです。そして、活力を与えてくれるので、前に進む力を与えてくれるでしょう。また、体の血流も良くしてくれますし、体を内側から温めてくれるのです。ですから、風邪を引いたと感じたときにも、このアロマオイルがおすすめ。じっくりと身体を 休めて、少しずつ楽になっていくでしょう。


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オススメの組み合わせはバジルやティートリー

ローズマリーの香りはハーバル系だからこそ、シトラスやフルーティなアロマは相性が良いです。例えば、 「シダーウッド」や、「バジル」、「ティートリー」などの香りを一緒に組み合わせてみてください。
また、喉が痛いと感じたときには、「ベルガモット」と「ファー」のアロマオイルを組み合わせましょう。
5分ほどその香りを嗅いでみると、少しずつ鼻が楽になりますので、辛いときにはおすすめなコンビです。
そうすれば、少しずつ痛みが引いていくでしょう。ローズマリーはいろいろなアロマと相性が良いので、ぜひ 自分の好きなオイルと組み合わせてみてください。

ローズマリーの香りはとても使いやすいオイルになります。ですから、もし迷っているのならぜひ使ってみてください。
生活の中に組み込んでみると、気持ちが少しずつ高まり、毎日が充実するでしょう。
そして、心に余裕も生まれますので、周りに優しく接することができるようになるのです。

<出典・参考文献>
・『感じるハーブ あなたの心と身体を変える70の効能』(外山たち著)2005・EH春潮社
・『おうちで育てて、おいしく元気!キッチンハーブ』(小川恭弘監修)2015・学研パブリッシング
・『HERB BIBLE―人気ハーブの効能と使い方がよくわかる本』(アースプランツオーガニゼーション監修)2005・双葉社

占いコラムニスト:水守湊