アロマで疲れのたまった体の浄化を! ジュニパーベリーの効能とオススメの組み合わせをご紹介

まずは歴史を見てみましょう


出典:無料画像素材写真AC
このジュニパーベリーは、香りが強いからこそ、17世紀にはお酒の「ジン」の香り付けとして古くから使われていました。また、中世では、見た目も「ブラックペッパー」に似ていたことから、一緒に販売されていたことも……。一方、古代ギリシャでは「ペスト菌」の駆除としても使われていたり、ヨーロッパの方では身を守るための「魔除け」になったりと大活躍だったのでしょう。それだけ、古来より愛されているアロマともいえるの です。

効能はリラックスと浄化!

このアロマの効能は、強いデトックス効果になります。体の冷えを改善する手助けをしてくれたり、関節の痛みやリウマチなどに効果を発揮してくれたりと、レメディ(治療薬)として重宝されているのです。また、なかなか集中できないと感じた場合は、このアロマを部屋で焚いてみてください。精神的な安定を授けてくれると共に、邪気を払ってくれるといわれています。そのため、もし心が疲れたと感じるのなら、試して見てください。
すると、穏やかな気持ちになれるでしょう。また、体がだるくなった場合もこのアロマを手のひらに1滴落としてみてください。その後、両手をすり合わせゆっくりと深呼吸。すると、体に刺激を与えて活性化させてくれるのです。


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おすすめの組み合わせはコレ!

体が冷えてしまっていると感じている人や、手足がむくんでいると感じているのなら、「ゼラニウム」や
「グレープフルーツ」を組み合わせてみてください。困っている部分が少しずつスッキリとしていきますよ。 そして、心身ともに浄化したいのなら、このジュニパーベリーと「フランキンセンス」、「ヒマラヤンシダー」というアロマを組み合わせてみてください。ゆっくりとアロマを焚きながら深呼吸をしてみると、体から無駄な力が抜けていき、ホッとすることができるでしょう。そして、気分をリフレッシュできますよ。

自分の中で、疲れていると感じたり集中できないと感じたりしているのなら、このジュニパーベリーが背中を 押してくれるでしょう。そして、生活の中に少しずつ取り入れていくと、気持ちと体のバランスも取れるようになり、毎日が楽しいと感じられるようになるのです。

<出典・参考文献>
・『感じるハーブ あなたの心と身体を変える70の効能』(外山たち著)2005・EH春潮社
・『おうちで育てて、おいしく元気!キッチンハーブ』(小川恭弘監修)2015・学研パブリッシング
・『HERB BIBLE―人気ハーブの効能と使い方がよくわかる本』(アースプランツオーガニゼーション監修)2005・双葉社


占いコラムニスト:水守湊