本来もっている魅力を取り戻す ペリドット
出典:無料画像素材写真AC
若い苗のように新鮮な黄緑色の輝きを持つペリドットは、夜の照明の下でも昼間と変わらない「鮮やかな色」をしていため、ローマ人からは「夜会のエメラルド」と呼ばれていたとか。「暗闇に光をもたらす神秘の石」「太陽神の象徴」とも呼ばれる強い輝きで、自分のミスを認める「素直さ」を取り戻せるでしょう。自分を認め、受け入れることで、新たな「行動力」を与えてくれます。そうすれば心が軽く明るくなり、持ち主の本来の魅力が回復に向かっていくでしょう。また、豊かな「知恵」とおもいやりで、家族やパートナーなどの、身近で重要な「人間関係」をよくしてくれる効果を持っているとも伝えられています。
聖なる再生の石 ネフライト
中南米では古くから「温石(おんじゃく)」として腹部を温め、大切な臓器の不調を癒す治療に用いられていたと伝えられているのです。また、世界各地で肉体と霊性を司る「聖なる再生の石」として古くから神聖な儀式に用いられていたとか……。インスピレーションを高め、鋭い「感性」と「洞察力」を育み、持ち主の精神を粘り強いものに変えてくれるでしょう。自己成長や自己実現を果たしたい人には、頼もしいストーンになってくれますよ。ネフライトの若竹のように、黄みの薄い爽やかな緑色の輝きが、あなたの魅力をさらに高めてくれるかもしれません。
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情熱と官能をまとう女王の風格 ルビー
古代ローマでは「軍神マルス」の石として兵士たちがお守りとして身に付けていたと言います。ルビーの持つ強力な「勝利を掴む力」や「カリスマ性を高める力」は古くから大切にされていました。アクティブに活動したい人が身に付ければ、精神が高まり、いつも以上の力を発揮できるでしょう。秘めた情熱を呼びさまし、本能的な感性を高め、人間性を深めるとか……。女性が身に付けると、華やかで色香のある、魅力的な雰囲気を表現してくれるかも。
清楚な雰囲気を崩すことなく、ネフライトとペリドットの緑の中にルビーのような赤色のアクセントをいれることで、ぐっと色っぽい雰囲気が手に入るかも。
<出典・参考文献>
・『パワーストーン 宝石の伝説と魔法の力』(草野巧著)2005・新紀元社
・『パワーストーンの教科書』(結城モイラ著)2015・新星出版社
占いコラムニスト:水守湊