お盆の食事はお肉NG? 精進料理を選ぶ理由とお菓子について

なぜ精進料理なのか


出典:無料画像素材写真AC

お盆になると、「仏壇」に精進料理を供え、自分たちのご飯もそれに合わせていたと
覚えている人も多いでしょう。その理由は、実はこのお盆の期間は仏教的に「殺生禁止」と決められているから。だからこそ、この時期は、お肉を使わず菜食中心の料理になるのです。そのため、ご年配の人ほどこの時期のご飯に気を使っている人も多いといわれて います。
お盆自体が仏教的な行事ですから、もし周りに知らない人がいた場合は、教えてあげると親切かもしれません。お盆の時期の菜食は「二汁五菜」で作るといわれています。この 5の数字は、「陰陽五行」にもとづいて決められているとか……。



一緒にそうめんを食べるのはなんで?

お盆の時期にも「そうめん」を食べる家庭もあるでしょう。その理由は諸説ありますが、「七夕」との関連があるとか。七夕も元々「裁縫の上達」を願うためのお祭りのため、 麺の中でも細いそうめんは「絹糸」に見立てていた部分もあるのでしょう。
だからこそ、そうめんを食べて今よりも裁縫が上手くなるようにと「縁起を担ぐ」意味も込められていたのです。そして、自然とお盆の時期にもそうめんを食べる家庭が増えて いったのでしょう。


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実はお盆にお団子を食べていた!?

お供え物として、定番となっている「お団子」ですが、このお菓子はご先祖様が持って 帰る「お土産」のような意味があるのだとか。そのため、13~16日の間で白玉のお団子を食べる機会があるでしょう。このお団子には3つの意味があり、始めの方で食べる団子には「お迎え団子」、そしてご先祖様がいる間は「お供え団子」を出します。
いる間のお菓子はお団子ではなく「おはぎ」を供えるところもあるとか。最後に、ご先祖様を見送る「送り団子」と3種類あります。幼いころは団子を食べているだけだったけれど、こう意味があるのを知ると、さらに新しい知識が得られるでしょう。



お盆に食べる食事に対しての知識を得たことで、少しずつ変化するかもしれません。
そして、今まで以上にお盆を迎える気持ちも変われば、年中行事に対して意識を傾ける 機会も少しずつ増えていくのです。

占いコラムニスト:水守湊